前回の投稿からお恥ずかしながらかなり時間が空いてしまいました・・・今回は飼い主として反省するべき失敗談を書いていきたいと思います。

僕はチロとコロを飼う前まではハムスターに全く興味がありませんでしたが、昔からひとつだけハムスターを飼ったらやってみたい事がありました。それは市販のプラスチックチューブをたくさん繋いで迷路みたいなトンネルを作りたかったのです。そのプラスチックのチューブの存在を知るきっかけになったのは、昔、シマリスを飼った時にペットショップでリスの飼育本がないからと勧められたハムスターの飼育本でした。今考えるとかなり強引だし間違ってますが、その本に使われていた写真に写っているいろんな形のカラフルなプラスチックチューブを行き来するハムスターがとても印象的でした。
この本の印象が強くチューブを繋げてハムスターを遊ばせたかったため、以前の記事にも書いたようにあまりお勧めできないケージを買ってしまいました。でも、そのおかげで長年の夢が叶ったのですが・・・。しかし、すぐに失敗に気づき、少しでもケージの大きさを広げるためにケージ同士を繋げたり市販ケージから衣類ケースにチューブを使って繋げたりと色々試行錯誤しているうちにプラスチックチューブの数もかなり増えてしまいました。
因みに北米ではプラスチックチューブの種類がいくつかあるのですが一番手に入りやすいものは僕も所有している上の写真のKaytee社のFun-nelsだと思います。
逆に言えば殆どこれしか出回ってないので買いましたが、かなりの難物です。少しネガティブになってしまいますが日本にも似た様なチューブがあるかもしれないので、このプラスチックチューブを買う上で気をつけて欲しいことを書いていきたいと思います。日本で出回っているものは少し仕様違いもっと使いやすくなっているかもしませんので参考程度に読んでください。

僕はチロとコロを飼う前まではハムスターに全く興味がありませんでしたが、昔からひとつだけハムスターを飼ったらやってみたい事がありました。それは市販のプラスチックチューブをたくさん繋いで迷路みたいなトンネルを作りたかったのです。そのプラスチックのチューブの存在を知るきっかけになったのは、昔、シマリスを飼った時にペットショップでリスの飼育本がないからと勧められたハムスターの飼育本でした。今考えるとかなり強引だし間違ってますが、その本に使われていた写真に写っているいろんな形のカラフルなプラスチックチューブを行き来するハムスターがとても印象的でした。
この本の印象が強くチューブを繋げてハムスターを遊ばせたかったため、以前の記事にも書いたようにあまりお勧めできないケージを買ってしまいました。でも、そのおかげで長年の夢が叶ったのですが・・・。しかし、すぐに失敗に気づき、少しでもケージの大きさを広げるためにケージ同士を繋げたり市販ケージから衣類ケースにチューブを使って繋げたりと色々試行錯誤しているうちにプラスチックチューブの数もかなり増えてしまいました。

逆に言えば殆どこれしか出回ってないので買いましたが、かなりの難物です。少しネガティブになってしまいますが日本にも似た様なチューブがあるかもしれないので、このプラスチックチューブを買う上で気をつけて欲しいことを書いていきたいと思います。日本で出回っているものは少し仕様違いもっと使いやすくなっているかもしませんので参考程度に読んでください。
注意点❶ 取り扱いが難しい
まず、付け外しがかなり難儀です。つけるのも外すのもかなりの力がいるので最初は壊れるんじゃないかかなり怖かったくらいです。ハムスターの脱走を防ぐために結構頑丈に作られているのはわかりますが、それにしても付け外しが難しくて掃除するときなどは手や指ががかなり痛くなります。次第に接続部品が柔らかいプラスチックでできているのでそこを変形させてうまく外すことを学びましたがそれでも簡単とは言い難いです。そのくせケージについているチューブとの接続部分はあまりしっかりとできておらず外れやすいのでハムスターの脱走の原因になります。
注意点❷ 壊れやすい
一度繋ぐと外れにくいですが外す過程で壊れることがかなりあります。例えば接続部品はいくつも破れましたし、チューブ自体も外す過程で手が滑って床に落ちたらフックが折れたりしました。後は洗う時に分解した方が洗いやすいのですが、その時にポキっと行ってしまうことも結構ありました。

注意点❸ 長さの調整が難しい
チューブのサイズが決まっているので特定の長さにするための融通は利きづらいです。ですから高さの調整などは床材を高めにしたりして調節するしかないですが、それもハムスターに掘られてしまえば結局アンバランスになって少し心配の元になります。
利点 中が見やすい
このチューブのいいところは中が見えるというところです。なのでハムスターが行き来するかわいい様子が見えますので脱走したかしてないかの判断はしやすいと思います。ただ、チューブも透明色の物があればいいのですが北米で手に入る物は少し濃いめの色がついている物ばかりなのでそこまで見やすいわけではありません。
悪い設置例
このチューブは日本では危険なチューブとして取り上げられています。この獣医さんが書かれている記事では縦方向の設置は良くないと書いてあります。結果的に言うと僕も同意見です。
Kaytee社のケージに最初からついている長めの垂直方向のチューブをうちのハムスターは器用に上り下りしていたのでこの記事の信ぴょう性を少し疑っていました。「危険はあるけど飼い主がちゃんと見守って入れば大丈夫」と。なぜなら、これだけポピュラーなのにこちらではそれを警鐘する記事がなかったからです。
それに、上の写真の用にこのチューブにはハムスターが上り下りする時に爪を引っ掛けるところがちゃんと作られてあったのも理由の一つです。しかし、よく少し考えてみればプラスチック製で爪を引っ掛けるところも滑りにくくしてあるわけでもないのです。それに、そもそもこのチューブはシリアン(ゴールデン)サイズのハムスターに丁度いいくらいに作られているので、ドワーフサイズのケージに垂直に設置してしまうと危険度は上がります。

それに、上の写真の用にこのチューブにはハムスターが上り下りする時に爪を引っ掛けるところがちゃんと作られてあったのも理由の一つです。しかし、よく少し考えてみればプラスチック製で爪を引っ掛けるところも滑りにくくしてあるわけでもないのです。それに、そもそもこのチューブはシリアン(ゴールデン)サイズのハムスターに丁度いいくらいに作られているので、ドワーフサイズのケージに垂直に設置してしまうと危険度は上がります。
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あまり良くないチューブ設計 |
うちのハムスターたちは慣れてくると降りる時は顔から落ちる感じで下まで行くようになりました。そして、登る時は滑るため結構辛そうにしていたのに根拠もなく「大丈夫だろう」と見過ごしていました。結果として2匹とも同じ頃に怪我をしてしまいました。
チロの怪我は気がつくと鼻頭に白い物が出来ておりTwitterで色々意見をいただいた結果、どこかで怪我をして出来たカサブタだと言う可能性が高くなりました。これを参考にケージ内の危険な物を考えた結果、垂直に設置をしてあるチューブが原因かもしれないと思い即座に外しました。外してからすぐに良くなったので、やはりチューブが原因だったのだと思います。先ほどの獣医さんのホームページにあるようにもし落ちて骨折でもしていたらと思うとゾッとします。

コロも同じ頃、右手の小指の爪が抜けてしまっていました。どんだけ頑張ってもその爪だけ切れずに長くなってしまっていて、それがどこかに引っかかって無理に引っ張られて抜けてしまった事が原因だと思っています。どこに引っ掛けたかは定かではないのですがプラスチックチューブには小さい隙間があるため、万が一を考えコロのケージからもチューブを抜くことにしました。特にコロのケージには悪い形で設置されていた場所が2箇所もあり、登っている時に足を滑らし、右手の小指の爪が隙間に挟まっていて抜けてしまったのかもしれないと思ったからです。爪が抜けただけなのは不幸中の幸いだと思いました。爪が引っかかると抜けるだけではなく引っかかった時に捻挫をしてしまったり、最悪骨折にも繋がるかもしれないからです。様子を見る限りでは爪が抜けただけで他のところに怪我はない様でしたので安心しました。そして、現在その爪も生え始めてきています。
これ以降、チューブの設置方法はかなり気を使って登りが少ない、もしくは滑らかになる様に設置する様にしています。うちのハムたちはチューブを行き来するのが好きなので全部取ってしまうとやはりつまらないだろうと思い少しは残していますが設置方法には気を使っています。

北米での懸念
この形のチューブは北米で人気ですが一つだけ懸念されている点はハム詰まりです。たまにぽっちゃりしすぎたシリアンサイズのハムスターがハマって出てこれなくなる事があるみたいなのです(笑)日本の認識と比べるために検索した時に出てきて少し笑ってしまいました。まぁ、なきにしもあらずですしハマってしまったら分解が大変なので体のサイズもしっかり考慮しなければいけないということでしょう。しかし、日本みたいに「垂直につけてるのは危ない」と言った様な記事は見つかりませんでした。
おわりに
チューブの批判的な記事になってしまいましたが、個人的にはチューブで迷路を作ってあげて行き来するハムたちを眺めるのは今でも大好きです。ただ、使い方次第では怪我の原因にもなってしまいますので、僕みたいな失敗で怪我をするハムスターが1匹でも減ってくれればいいなと思っています。
補足ですが、上の獣医さんのリンクでは色々いいことが書いてあるのですが、一つだけハムスターボールを推奨する部分は同意できません。これには色々な理由がありますが掻い摘んで書くと、ハムスターボールに入れられているハムスターは楽しんでる様に見えますが実際はパニックを起こしているケースが多いからです。なので、使用する前に一度ハムスターのことを考えてあげてください。もし、あなたがあなたの意思とは反してあの球体に入れられたらどう感じるか・・・と。
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