我が家のニューフェイス

2017/11/18

ハムスター日記

下のキャッチ写真を見て「あれ?コロとチロじゃない」と思ってくださった方もツイッターで知っている方もいるかもしれませんが、我が家にまた一気に2匹のハムちゃんが来ました。
Boys

はじまり

僕が彼らのことを目にしたのは3〜4週間ほど前だったと思います。いつもの様に長期間保健所で保護されているシリアンハムスターのDr. Jeffrey Budder(DFJ)くんの引き取り手が見つかったかを確認していた時でした。DJFくんの確認が終わり他にもハムスターがいないか見ていると隣の市の保健所で保護されている彼らの写真が目にとまりました。普段は同じケージで一緒に飼育されていても別々のプロフィールがあるのですが、彼らは珍しく『Itsy & Bitsy』と1つの広告に2匹の名前が入っていました。少し不思議に思ったものの、2匹のかわいい写真を見てすぐに引き取られるだろうとこの時は気にも止めていませんでした。と言うのもドワーフハムスターの里親募集は結構まれで大体すぐに引き取られていくからです。(ちなみにDr. Jeffrey Budderくんの広告はこの後しばらくしてなくなっていたのでいい引き取り手に巡り会えたことを願っています。)

しかし、数週間しても引き取られてないので不思議に思い紹介文を読んでみると「2匹はオスだけど仲が良くずっと一緒に過ごしています。こんなかわいい2匹を一緒に引き取ってくれる方を探しています。彼らは小さいケージだと喧嘩をしてしまうので大きなケージで飼ってください。」と言った様なことが書かれていました。保健所が2匹を一緒に引き取れる里親を探していたため引き取り手がなかなか現われなかったのかもしれません。

この紹介文を読んで驚いたのは彼らのケースがオスの多頭飼いだと言う事でした。今までドワーフハムスターのメスは同じ親から生まれたのであれば一生一緒に過ごすことができる子達もいるがオスは次第に攻撃になりお互いに傷つけ合うのである程度の時期を過ぎたら一緒に過ごすことは難しいと言うことをたくさん目にして来たからです。紹介文では仲良い様に書いてありましたが、もしかしたら彼らも飼育員が見てないところでは喧嘩しているのではないかとすごく心配になりましたが、2匹を同時に引き取るにはスペース的にも世話的にも精一杯だったので里親になる決心はつきませんでした。ただ僕にできるのは2匹がすぐにいい里親に引き取られることを願うだけでした。この2匹の写真を深く考えずに妻に見せ状況を教えると、彼女もすごく心配し始めてしまい、次の日には電話嫌いにもかかわらず保護環境を聞くために保健所にまで電話していました。
保健所にて
保健所の投稿写真
なぜこの写真が投稿されていたのかはわかりませんが、実際はかなり小さいケージに入れられてました。

保護理由と環境

妻が電話で教えてもらった内容によると元飼い主さんが狭いケージで2匹を飼っていて、喧嘩が絶えなくなり飼育放棄で保健所に連れて来たとのことでした。そして、保健所に来た彼らはそのまた隣の市の大型ペットショップで「より多くの動物好きな人の目に触れて飼い主に巡り会うチャンスを増やす」と言う理由で預かってもらっていると教えてもらいました。僕はこれを聞き理にかなっているし、保健所の写真でも2匹は大きな衣装ケースで飼育されている様だったので安心したのですが、妻は「ペットショップにあんな大きい衣装ケースを置くスペースがあるわけない。どんな保護環境か気になる!」と今朝、様子を見に行って来ました。僕は「絶対に連れて帰ってきちゃダメ」と強くいい本人も同意した上で見送りました。

ペットショップに到着した妻から電話が入り状況を報告されました。それによるとハムスターコーナーの前に台がありそこに2匹が入った30センチ四方程の小さいケージがある。ケージ内には回し車も入っているため余計狭くなっているし、その回し車は怪我の危険があるためハムスターには使用すべきでないものだ。床材やケージもかなり汚れている上、ハムスターの毛並みも汚いとのことでした。
報告写真
妻の報告写真
僕への報告後、妻がペットショップの店長さんや保健所の方と電話でこの環境の改善をする様に直接話しましたが、お互いに責任のなすりつけあいの様な状況で結局、改善する意向が見えず我慢できずに妻がちゃんと責任をもって見れるならと言う条件で連れて帰ってもいいことを許可してしまいました。

本来は引き取り手続きに時間がかかるのに妻が押し通し15分で審査を通させました。

またまた突発行動

チロとコロを突発的に受け入れた時のことで学んでないのか!って自分で自分を殴ってやりたくなりますが、今回はチロとコロに使用している同じサイズの衣装ケースやチロとコロの使ってないおもちゃ(洗浄済み)など色々揃っているため受け入れ環境は前回よりも
整っていました。妻にペットショップで回し車を2つと給水機を2つ買ってくる事を伝え僕は衣装ケースを洗い、床材を敷き、エサのお皿を2つ用意し待っていました。

待望の2匹が到着し、前回の失敗を活かしちゃんと手で触らず自発的に箱から出てくるのを待ち様子を見ました。

ボーイズ探検中1
2匹とも白すぎて見えにくい・・・
ボーイズ探検中2
『どこだここは?!』
ボーイズ探検中3
『むむ?!誰か見てるのか?』

2匹の状態と様子

2匹は爪が伸びきっていて、歩き方も少しおぼつかない感じです。保健所の人によると生まれてから1年以上は経過してるとのことでしたが正確なことはわからないみたいです。歩き方を見ていると結構年寄りなのか、これまでの環境のせいで少し運動機能が衰えてしまったのかヨボヨボな歩き方をしています。取り敢えず1週間ほど様子を見て、2匹が心を許してくれたら爪を切ってあげたいと思います。この長い爪のせいであまり物にもしっかり掴まれないみたいなので。

2匹の性格はチロとコロとは全く違っておりびっくりしています。とにかく齧る!今までチロとコロにたくさん齧って遊ぶ物を与えて来たのに彼女たちは全く興味を示さず、歯が伸び過ぎないから心配するほどでした。でも、ボーイズはこれでもかってくらい色々齧ってくれて、おもちゃを買った甲斐があったと言うものです。そして、かなり友好的で臆病ではない感じがします。

一番かわいいのがぽっちゃりくんがいイビキや寝言を言うのです。うちのガールズは全く鳴かないのでハムスターの声(?)を聞いたのはこれが初めてで感動しました!呼吸器系の問題じゃないことを祈ってますが・・・

特に心配していた2匹の相性ですが、家に来てからまだ1日も経ってないのでまだはっきりとは言えませんが、今のところ喧嘩をしません。もし、喧嘩をしたら小さくなってしまいますが2つ予備のケージもあるので大丈夫ですが、このまま仲良く過ごせるならそれは嬉しいなぁと思っています。保護されていた狭いケージでは一緒に仲良く寝ていたらしいのですが大きいケージに移ると別々に寝てしまっているので、もしかしたら今後喧嘩が始まってしまうかもしれません。しっかり様子を見守っていこうと思います。
仲良いボーイズ

チロとコロの反応

チロとコロはもちろん面識はありませんが新しい住民の気配はうっすら感じている気がします。特にチロは今までうちの末っ子でわがままお姫様だったのが、今日は僕と妻の意識が新しいボーイズに移ってしまっているので、かなりの甘えん坊になっています。普段は起きてこない時間に起きて来て僕たちを探したり、手を出したらすぐに乗って来たりと。
やきもちチロ

コロは相変わらずのマイペースの楽観主義でいつも通りです。Going My Wayでとってもコロらしいです。
マイペース・コロ

おわりに

一応、妻とはボーイズに一時的でもいい環境で過ごしてもらって僕らで里親を探そうと話し合っていますが、見た目や行動から年齢ももしかしたら2年目に近いかもしれないことなどを考えるとこのまま最後まで引き取ろうかとも考えています。取り敢えず、しばらくしてうちに慣れて来てくれたら、一度獣医さんにも見てもらおうとも思っています。

ベテランのハム親さんでも同時に育てる数は2〜3匹だったりする中、初心者の僕らが一気に4匹なんて本当に馬鹿げていますが、2匹の命を預かった限り精一杯尽くします。

因みに名前はまだ考え中です。『Itsy & Bitsy』なんて変な名前嫌です(笑)妻曰く「Itsy bitsy spider climbing up the water spout」と言う童謡から取ったのだろうと言うことですが・・・愛着がわきません。

こんなおバカなころぱぱとままですが、今後もご指導、アドバイスをお願いいたします。
(誤字脱字があればこっそり教えてください(笑))