ぷりんちゃんがやってきた。

2018/07/27

ハムスター日記

うちにまた新たなハムちゃんがやってきました!

ぷりんちゃん

日付をまたいでしまったので昨日ですが、7月26日に憧れのロボロフスキーの子を保健所から引き取って来ました。まだ驚かせたくなくて写真は殆ど撮っていないのですが、少しずつ撮れたらいいなぁと思っています。因みに名前は妻がつけましたがPuddingちゃんです。日本語ではぷりんちゃんと呼んであげてください。

僕らのキャパから今いる子たちをしっかり育ててあげることが優先でしたし、もし今いる子たちが全員旅立ってしまったら、1匹だけ保健所から引き取って全身全霊でお世話したいとも夢見てましたが…やらかしてしまいました。学ばないころぱぱ家です(汗)

始まりは毎日の日課になりつつある保健所のハムスターチェックで、一昨日キャンベルの赤目イエローちゃんとロボロフスキーの女の子を目にしたことからでした。あまりのかわいさと、冬にこの保健所に行った時にハムスターが外で世話されていたのを思い出し、少し心配になり妻と見学しに行きました。

保健所に着くとハムスターのケージはクーラーが効いていて、人目につきやすい受付のカウンターに置いてあり一安心しました。せっかくなので寝ているだろうと思いつつもケージ内を眺めていると、キャンベルの子がこちらに気づきすぐに寄って来てくれました。そのかわいさと言ったら速攻で連れて帰りたくなる程でした。
赤目イエロー
そして、ケージの上に飼育記録帳が乗ってるのに気づき目を通すと、2匹とも7月14日に保護さたことがわかりました。キャンベルちゃんの方は最初こそ噛み付いたものの、その後は人懐っこく毎日手に乗せ懐かせていると書いてあり安心しました。しかし、ロボちゃんの方は、初日に「なんとか掴み出して手に乗せることができた」と書いてあるだけで、それ以降は「人を怖がって全く出てこない」と毎日綴られていました。

保健所の人にもっと詳しい経緯などを聞くと、どうやら大学の寮(?)の外にケージに入れられたまま2匹とも放置されていたそうです。7月の真夏に。保健所の方は、同じ飼い主が2匹を飼っていたが、大学が夏休みになり家に帰るときに、邪魔くさくて置いて行ったのかもしれないと推測していました。本当に心が痛みました。夏の暑さもですが、この時期は野生動物がたくさん出るで、運が悪ければアライグマやコヨーテなどに狙われて、逃げ場もないまま殺されていたかもしれないのです。

更に追い打ちをかけるように僕らを心配にさせたのが、保健所の人の知識の浅さでした。別種の2匹を同じケージに入れようか迷った事や、頼んでないけど親切心でキャンベルを触らせてくれようとした時の抱き方が鷲掴みだったり、寝ているロボを無理やり起こそうと、乱暴にケージ内をかき回したり…毎日こんな感じで世話されてたら、ロボはただでさえ怖がりなのに、余計怖がっちゃうよ…と内心ヒヤヒヤしていました。
怖がりぷりん
うちに来た時も怖がり中
最終的な引き取りの決定打になったのが、保健所の人の「前にいたハムスターはね、妊娠していてね、子ハムの貰い手がすぐ見つかる様に、赤ちゃんの頃から毎日手で抱っこするようにしてたんだけど、そうしたらお母さんがすごく攻撃的になるもんだから、これではお母さんの方の貰い手がいないと思って、残念ながら母親を安楽死させたのよ」と言う話でした。彼女が手で示したサイズはどう見ても生後1〜2週間程度…そんな時期の子に人間の匂いをつけたら、もちろん親ハムは攻撃的になるに決まってます。

元々様子を見に行っただけで、引き取るつもりは全くなかったし、もし引き取るとしても、1匹だけ選んで引き取るなんて可哀想で、するつもりがなかったのですが、人の手を見ただけでパニックを起こしてしまうロボちゃんを引き取る人がいるのか、そして引き取られたとしても、ちゃんとした知識のある人に引き取ってもらえるのかと心配になり、連れて帰って来てしまいました。もちろん、キャンベルちゃんのことも心残りだったので、保健所の人に貰い手が数週間しても見つからなかったら連絡するように頼みましたが、幸運にも僕らと入れ違いで来た方に引き取られたと聞き安心しました。
ぷりんの挨拶
本当にころぱぱ家はまたまたやらかしました。ロボロフスキーは基本的な知識は少々あるものの、実際に飼育するのは初めてなので、経験者の方に色々アドバイスをいただけたら幸いです。

因みに、うちに来たら安心したのか、隠れるどころかお転婆で愛らしい姿を沢山見せてくれています。もしかしたら受付の騒がしい音にも怖がってしまっていたのかもしれません。まだ手を見ると怖がって逃げ回ってしまいますが、いずれ手に乗らなくても、怖がらないくらいになってくれたらと願ってます。